レビ記 16:16-26 リビングバイブル (JLB)

16. このようにして、アロンは聖所の汚れをきよめる。 聖所が人々の罪で汚されたからだ。 神の天幕は人々のただ中にあって、汚れに囲まれている。 

17. アロンが聖所へ入って罪の償いをする時は、だれひとり天幕に入ってはならない。 自分と家族と全イスラエル人のために罪の償いをして、出て来るまでだ。 

18. それがすんだら、神の前にある祭壇の汚れをきよめる。 若い雄牛と山羊の血を祭壇の角に塗る。 

19. また、指に血をつけて祭壇に七回ふりかける。 こうして、祭壇を全イスラエル人の罪からきよめ、神聖なものとするのだ。

20.  聖所と天幕全体と祭壇をきよめる儀式が終わったら、アロンはもう一頭の生きている山羊を引いて来て、 

21. その頭に両手を置き、全国民の犯した罪をすべて告白する。 すべての罪を山羊の頭にのせ、特別その仕事に任じられた者が荒野に放つのだ。 

22. 山羊は人々のすべての罪を背負ったまま、無人の地へ引いて行かれ、荒野に放たれる。

23.  それからアロンは、また天幕へ入り、垂れ幕の中へ入る時に着たリンネルの装束を脱ぐ。 服はそこへ置いたままにして、 

24. 神聖な場所で体を洗い、大祭司のいつもの服に着替えたら、外へ出る。 自分と全国民のために、完全に焼き尽くすいけにえをささげ、罪の償いをするのだ。 

25. 罪が赦されるためのいけにえの脂肪も祭壇で焼く。

26.  山羊を荒野へ引いて行った者は、衣服と体を洗ってから野営地に戻る。 

レビ記 16