レビ記 14:25-43 リビングバイブル (JLB)

25. 子羊を殺し、その血を、きよめの儀式にあずかる者の右の耳たぶと手足の右親指に塗る。

26.  次に、オリーブ油を左のてのひらに注ぎ、 

27. 神の前に右手の指で七回ふりかける。 

28. 続いて、患者の右の耳たぶと右手足の親指に塗る。 罪を償ういけにえの血と同じ場所につけるのだ。 

29. 残りの油はきよめにあずかる患者の頭に注ぎかけ、神の前でその者の罪を償う。

30.  それから患者は、山鳩か家鳩のひな二羽をささげる。 どちらでも手に入るほうでかまわない。 

31. 一羽を罪が赦されるためのいけにえ、もう一羽を完全に焼き尽くすいけにえとし、穀物の供え物といっしょにささげる。 こうして、祭司は神の前で、その患者のために罪の償いをするのだ。」

32.  以上は、らい病が治っても、きよめの儀式に普通のささげ物ができない者についての法律です。

33-34. 続いて神様は、モーセとアロンに命じました。 「約束のカナンの国へ着いたら、ある家にらい病が発生するだろう。 

35. その時は、家の持ち主に、『家にらい病が発生したようです』と報告させなさい。

36.  報告を受けた祭司は、検査の前に必ず家を空にするよう命じる。 さもないと、祭司がその家にらい病が発生したと宣告する時、家財道具までぜんぶ汚染されたことになってしまうからだ。 

37-38. 家の壁に、緑あるいは赤みがかったしまがあり、表面だけでなく中まで及んでいるようだったら、七日間その家を閉鎖する。 

39. 七日目にもう一度調べ、しまが壁に広がっていたら、 

40. その部分を取りこわすよう命じる。 取り除いた石は町の外の汚れた場所に捨てる。 

41. それから壁の内側をすっかり削り落とし、町の外の汚れた場所に捨てる。 

42. 代わりに新しい石を入れ、新しいモルタルを塗る。

43.  それでも、また、しまが現われたら、 

レビ記 14