1. さて神様は、天幕からモーセにお語りになりました。
2-3. イスラエル国民に次のような指示を与えよ、と命じたのです。 「神にいけにえをささげる時は、牛でも羊でも、自分の群れのものを使いなさい。雄牛を完全に焼き尽くすいけにえとしてささげる時は、体に傷のないものでなければならない。 まず、いけにえ用の動物を天幕の入口へ引いて来る。 そこで、祭司がそのささげ物を受け取ってくれる。
4. いけにえをささげる人は、その動物の頭に手を置く。 そうすることで、身代わりのいけにえと認められるのだ。 本人が自分の罪の刑罰として死ぬ代わりに、その動物が死ぬことを、わたしは認めよう。
5. わたしの前で、自ら手を下していけにえを殺しなさい。 祭司であるアロンの息子たちが、その血をわたしにささげる。 天幕の入口で、祭壇の回りに血を振りかけるのだ。
6-7. 続いて、皮をはいで四肢に分け、祭司が祭壇に火を置き、たきぎを並べ、
10. 完全に焼き尽くすいけにえにする動物は、羊か山羊の傷のない雄でなければならない。
11. いけにえをささげる人は、祭壇の北側で、わたしの前でそれを殺す。 祭司であるアロンの息子たちが、その血を祭壇の回りに振りかける。
12. その人は死体を四肢に分け、祭司はそれを頭や脂肪といっしょに祭壇のたきぎに載せる。
13. その前に、内臓と足は、いけにえをささげる本人が水で洗う。 祭司は神へのささげ物として、それをみな祭壇で焼く。 完全に焼き尽くすいけにえは、わたしの大好物だ。
14. 動物でなく鳥を使う場合は、山鳩か家鳩のひなのどちらかにしなさい。
15-17. 祭司はそれを祭壇へ持って行き、首をひねり、血は祭壇の横に絞り出す。 餌袋と羽毛は祭壇の東側の灰捨て場に捨てる。このあと、翼をつかんで引き裂くが、ばらばらにしてはならない。それを祭壇で焼く。 わたしはこのいけにえが大好きだ。