ルツ記 2:3-18 リビングバイブル (JLB)

3.  そこでルツは出かけて行き、落ち穂を集めたのですが、なんと、その畑はボアズの畑だったのです。

6.  「あれは、ナオミといっしょにモアブからまいった娘でございます。 

7. 落ち穂を拾わせてくれって、今朝から来ましてね。 とにかく、ああやってずっと、木陰で休みもせず、立ち働いてるんでさあ。」

12. どうかイスラエルの神様が、その翼の下に避け所を求めてやって来たあんたを祝福してくださるように。」

13.  「ほんとうに、もったいのうございます。 使用人でもございませんのに、こんなにも親切にしていただいて……。」

14.  昼食の時、ボアズはルツに、「さあ、いっしょにお食べ」と声をかけました。ルツが、刈り取る人たちと並んで腰をおろすと、ボアズは、食べきれないほどの食べ物を取り分けてくれました。 

15. そして、再び落ち穂拾いに立とうとすると、若者たちにこう命じてくれるのでした。「くれぐれも、あの女のじゃまはせんようにな。 束の間でも落ち穂を拾わせてやりなさい。 

16. そしてもっと拾いやすいように、わざと大麦の穂を抜き落としておくがいい。 つべこべ言ってはならんぞ。」 

17. こうしてルツは、一日中、そこで落ち穂を拾い集めました。 夕方になって、集めた大麦の穂を打ってみると、なんと三十六リットルの升に一杯分もあります。 

18. それを抱えて町へ戻り、しゅうとめに見せました。 また、昼食の残りも差し出しました。

ルツ記 2