4. ユダはわざわざ祭司長や神殿の警備隊長たちのところへ出かけ、イエスを売り渡す一番よい方法を相談しました。
5. この協力に彼らは大喜びでした。 ほうびをやる約束までしたほどです。
6. それでユダは、群衆が回りにいない時にひそかにイエスを逮捕しようと、チャンスをうかがい始めました。
7. さて、過越の小羊を殺し、イースト菌を入れないパンといっしょに食べる、過越の日になりました。
8. イエスはペテロとヨハネを先にやり、過越の食事をする場所を捜させました。
41-42. こう言い残すと、イエスは、石を投げれば届くあたりまで歩いて行き、ひざまずいて祈り始められました。 「父よ。許していただけるなら、どうぞこの恐ろしい杯を取り除いてください。 ですが……、わたしの思いどおりにではなく、あなたのお心のままになさってください。」
63-64. さて、見張りの警備員たちは、イエスをからかい始めました。 目隠しをしては、こぶしでなぐり、「おい、今なぐったのはだれだ。 さあ当ててみろよ、預言者様やーい」とはやし立てるなど、
67-68. 尋問が始まりました。 「ほんとうに、おまえはメシヤ(救い主)か。 はっきりしろ。」「そうだと言ったところで、信じる気はもうとうないのでしょう。釈明させるつもりも。