ルカによる福音書 20:33-45 リビングバイブル (JLB)

33. そこでお尋ねしたいのですが……、この女は復活の時、いったいだれの妻になるのでしょう。 兄弟みなが彼女と結婚したのですが。」

34-35. 「結婚とは、この地上に住む人たちのものです。 死人の中から復活して、天国へ行く資格ありと認められた人たちは、結婚などしません。 

36. 二度と死ぬこともありません。 この点では、御使いと変わりなく、また、死人の中から新しいいのちへと復活したのですから、神の子供なのです。

37-38. しかし、あなたがたがほんとうに聞きたいのは、復活があるかないか、ということでしょう。 モーセ自身は何と書き残していますか。燃えさかる柴の中に現われた神とお会いした時、モーセは神を、『アブラハムの神様、イサクの神様、ヤコブの神様』と呼びました。 主が彼らの神と呼ばれている以上、彼らは生きているはずです。 死んだのではありません。 神の目から見れば、すべての人が生きているのです。」

39.  その場に居合わせたユダヤの法律の専門家たちは、「先生。 全く非の打ちどころのないお答えです」と言い、 

40. あえてそれ以上、尋ねようとはしませんでした。

41.  すると今度は、反対にイエスが質問なさいました。 「あなたがたはどうして、キリストをダビデの子だと言うのですか。 

42-43. ダビデ自身が、聖書(旧約)の詩篇の中でこう歌っています。『神が私の主に言われた。「わたしがあなたの敵をあなたの足の下に置くまで、わたしの右に座っていなさい。」』

44. キリストは、ダビデの子であると同時に神であるなどということがありうるでしょうか。」

45.  人々がイエスのことばに耳を傾けていると、イエスは弟子たちに言われました。

ルカによる福音書 20