27. ノアが箱舟に入り、洪水が押し寄せ、何もかも滅ぼし尽くすまで、人々は飲んだり、食べたり、結婚したりの、いつもと変わらない生活をしていました。
28. また、ロトの時代の人々とも、比べることができるでしょう。 当時も、人々はいつもと同じように、食べたり飲んだり、売ったり買ったり、植えたり建てたりの生活をしていましたが、
29. ロトがソドムの町を抜け出した日に、火と硫黄が天から雨あられと降り注ぎ、一人残らず滅ぼされてしまったのです。
30. わたしが再び来る時も同じです。 その瞬間まで、『すべてがいつものとおり』なのです。
31. その日、外出中の者は、荷物を取りに家へ戻ってはいけません。野良仕事をしている者も、家に帰ってはいけません。
32. ロトの妻がどんな目に会ったか、思い出しなさい。
33. だれでも、いのちにしがみつく者は失い、いのちを投げ出す者が、かえって自分のものにできるのです。
34. よく言っておきましょう。 その夜二人の男が一つの部屋に寝ていると、一人は天に上げられ、一人は残されます。
35-36. 家事をしている二人の婦人のうち、一人は天に上げられ、一人は残されます。 また、畑でいっしょに野良仕事をしている二人の男も、同様です。」
37. 「主よ。 どこでそんなことが起こるのですか。」「死体のあるところに、はげたかも集まるのです。」祈り続けなさい