ルカによる福音書 17:1-11 リビングバイブル (JLB)

1.  ある日のこと、イエスは弟子たちにお話しになりました。「罪を犯させようとする誘惑は、いつもつきまとっています。 しかし誘惑する本人は、何ともいまわしいものです。 

2. これら小さい者の心を傷つける者は、首に大きな石をくくりつけられて、海に投げ込まれるほうが、よっぽどましです。

3.  いいですか。 友達が罪を犯したら、注意してあげなさい。 そして悔い改めたら、赦してあげなさい。 

4. あなたに対して日に七度罪を犯しても、そのたびに『悪かった。 赦してくれ』とあやまるなら、赦してあげなさい。」からし種ほどの信仰

5.  ある日、使徒たちが主に、「もっと信仰が強くなりたいんですが、どうしたらいいでしょう」と尋ねました。

6.  イエスのお答えはこうでした。「ほら、あそこに桑の木があるでしょう。 小さな、からしの種ほどの信仰でもあれば、あの木を根こそぎ海の中へ投げ込むことぐらい、ぞうさもないことです。 そう命令しさえすれば、たちまちそのとおりになります。 

10. あなたがたがわたしに従って来るにしても同じことで、特別ほめられることではありません。 義務を果たしているにすぎないのですから。」

11.  一行はエルサレムを目指して進み、途中サマリヤとガリラヤの境を通りました。 

ルカによる福音書 17