ルカによる福音書 1:39-40-48 リビングバイブル (JLB)

4. それによって、教わっていたことはみな正確な事実であることが、よくおわかりいただけると思います。ザカリヤへの約束

5.  私の話は、ヘロデがユダヤの王であった時代にユダヤの祭司をしていた、ザカリヤという人のことから始まります。 ザカリヤは、神殿で奉仕するアビヤの組の一員で、妻エリサベツも祭司の家系でアロンの子孫でした。 

6. この夫婦は神様を愛し、おきてを忠実に守り、心から従っていました。 

7. しかし、エリサベツは子供のできない体だったので、夫婦には子供がなく、二人ともすっかり年をとっていました。

8.  さて、ザカリヤの組が週の当番となり、彼は神殿で祭司の務めをしていましたが、 

9. 祭司職の習慣に従ってくじを引いたところ、聖所に入って主の前に香をたくという光栄ある務めが当たりました。 

39-40. 数日後、マリヤはユダヤの山地へ急ぎました。 そして、ザカリヤの住む町へ行き、エリサベツを訪ねました。

41.  マリヤのあいさつを聞くと、エリサベツの子供は、お腹の中で跳びはね、エリサベツは聖霊に満たされました。

42.  エリサベツは喜びを抑えきれず、大声でマリヤに言いました。「あなたほどすばらしい恵みを受けた女はいないわ。 お子さんが、神様の最も大きな誉れを表わすようになるんですもの。 

43. 主のお母様がわざわざおいでくださるなんて、身に余る光栄だわ。 

44. あなたが入って来てあいさつなさった時、子供がお腹の中で喜び踊りましたの。 

45. 神様が語られたことは必ずそのとおりになると信じたので、神様はあなたに、こんなすばらしいことをしてくださったのね。」

46.  マリヤは答えました。「ああ、私は心から主を賛美いたします。

47.  救い主である神様を、心から喜びます。

48.  神様は取るに足りない召使のような私さえ、お心にとめてくださいました。これから永遠に、どの時代の人々も、私を、神様に祝福された者と呼ぶでしょう。

ルカによる福音書 1