5. 雷鳴は神様の声に栄光を添える。 神様の力の偉大さは測り知れない。
6. 神様が雪や夕立や豪雨を地上に降らせると、
7. すべての人は仕事の手を休め、神様の力を認める。
8. 野獣は岩間やほら穴に避難する。
9. 雨は南から、寒さは北から来る。
10. 神様が川の上に息を吹きかけると、岩をかむ急流でさえ凍りつく。
11. 神様が雲に水分を含ませると、雲はいなずまをまき散らす。
12. いなずまは神様の命令どおり、地を行き巡る。
13. 神様が嵐を起こすのは懲らしめのため、また、いつくしみで人々を元気づけるためだ。
14. ヨブさん、神様のすばらしい奇蹟をじっくり考えてもらいたいな。
15. あなたは、どのようにして神様が自然界を支配し、雲間にいなずまをひらめかすのか知っていますか。
18. あなたは神様のように、途方もなく大きな空の鏡を張り広げることができるんですか。
21. 風が雲を吹き払うと、まぶしくて、太陽をまともに見ることができないように、
22. 天の切れ間から差し込む、目のくらむような輝きを放つ神様の威厳を見つめることは、不可能だ。
23. 全能者の力を推し量ることはできない。 しかし、神様はこの上なく正しく、思いやりにあふれているので、われわれを滅ぼさない。
24. どこへ行っても、人々が神様を恐れるのは当然だ。 世界最高の頭脳も、神様には歯が立たないのだから!」