ヨブ記 31:21-33 リビングバイブル (JLB)

21. 孤児をだしに使って、もうけたことがあるだろうか。 

22. こんなことを一つでもしていたら、腕がつけ根からもぎ取られ、肩の骨がはずれてもかまわん! 

23. こんなことをするくらいなら、世界でいちばん恐ろしい神様にさばかれるほうがましだ。 威厳のある神様を向こうに回したら、それこそ、一片の望みもなくなってしまう。

24.  わしは金を頼りにしたことがあるだろうか。 

25. 財産のあるなしを幸福の尺度にしたことがあるだろうか。 

26. あるいは、空に輝く太陽を見、銀の道をそぞろ歩きする月を見て、 

27. 心ひそかに魅せられ、手を合わせて拝んだことがあるだろうか。 

28. こんな行為も、裁判にかけて罰せられるべきだ。 わしがこんなことをしたのなら、天の神様を否定したことになるからだ。

29.  わしは、敵が苦しむのを見て喜んだことがあるだろうか。 

30. 人をのろったり、復讐したりしたことなど一度もない。 

31. 召使にすきっ腹をかかえさせたこともない。 

32. 見知らぬ人でも追い返したりせず、だれが来ても気持ちよく迎え入れた。 

33. わしは、アダムのように罪を隠したことがあるだろうか。 

ヨブ記 31