2-3. みだらな者に全能の神様が災いを下すことを知っているからだ。
4. 神様はわしの行動を何もかもお見通しだ。
5. わしが嘘をつき、人を欺いたことがあるだろうか。
6. もちろん、神様はわしの潔白をご存じだ。
9. わしが人の妻を欲しがったことがあるなら、
19-20. 寒さにこごえている者に着る物を与えず、その人を暖めるために羊の毛を刈らなかったことがあるだろうか。
21. 孤児をだしに使って、もうけたことがあるだろうか。
22. こんなことを一つでもしていたら、腕がつけ根からもぎ取られ、肩の骨がはずれてもかまわん!
23. こんなことをするくらいなら、世界でいちばん恐ろしい神様にさばかれるほうがましだ。 威厳のある神様を向こうに回したら、それこそ、一片の望みもなくなってしまう。
24. わしは金を頼りにしたことがあるだろうか。
25. 財産のあるなしを幸福の尺度にしたことがあるだろうか。
26. あるいは、空に輝く太陽を見、銀の道をそぞろ歩きする月を見て、
27. 心ひそかに魅せられ、手を合わせて拝んだことがあるだろうか。