ヨブ記 31:13-28 リビングバイブル (JLB)

2-3. みだらな者に全能の神様が災いを下すことを知っているからだ。 

13.  少しでも召使たちを不当にあしらったことがあったら、 

14. 神様をまともに見ることなんかできるわけがない。 神様にそのことを問いただされたら、何とも答えようがない。 

15. 神様はわしを造り、また召使たちをも造ったからだ。

16.  わしが貧しい人を傷つけ、未亡人を泣かせたことがあるだろうか。 

17. 腹をすかせた孤児に、食べ物を恵まなかったことがあるだろうか。 

18. いつも、孤児を引き取って親身に世話し、わが子同様に育てた。

19-20. 寒さにこごえている者に着る物を与えず、その人を暖めるために羊の毛を刈らなかったことがあるだろうか。 

21. 孤児をだしに使って、もうけたことがあるだろうか。 

22. こんなことを一つでもしていたら、腕がつけ根からもぎ取られ、肩の骨がはずれてもかまわん! 

23. こんなことをするくらいなら、世界でいちばん恐ろしい神様にさばかれるほうがましだ。 威厳のある神様を向こうに回したら、それこそ、一片の望みもなくなってしまう。

24.  わしは金を頼りにしたことがあるだろうか。 

25. 財産のあるなしを幸福の尺度にしたことがあるだろうか。 

26. あるいは、空に輝く太陽を見、銀の道をそぞろ歩きする月を見て、 

27. 心ひそかに魅せられ、手を合わせて拝んだことがあるだろうか。 

28. こんな行為も、裁判にかけて罰せられるべきだ。 わしがこんなことをしたのなら、天の神様を否定したことになるからだ。

ヨブ記 31