3. 彼らはききんで骨と皮になり、荒れ果てて陰気な不毛の地や砂漠に放り出される。
6. 足のすくむような谷の斜面、洞窟、岩場が、彼らの住みかとなる。
7. やぶの中で獣のようにうめき、雨露をしのぐために、いら草の下に群がって体をすり寄せるのだ。
8. この小わっぱどもも能なしになった。 彼らは水呑み百姓の子、世間から爪はじきにされた者の子だ。
9. それなのにわしは今、彼らの下品な歌の材料となり、笑い草になった。
28-29. 悲しみのあまり太陽さえも見えない。 わしは立ち上がり、大ぜいの人に助けを呼び求めるが、ただの一人芝居に終わるだけだ。 わしは山犬の兄弟分とみなされ、だちょうの仲間と思われている。
30. 病気のために皮膚は黒ずみ、むけ落ちた。 高熱のために骨は焼けるように痛む。
31. 喜びと楽しみの歌は、今や嘆きの声となった。