4. 誕生日なんか、なくなってしまえっ! 神にさえ見捨てられ、永遠の暗やみに包まれてしまえっ!
7. その夜を吹きさらしにし、喜びを追い出せ。
8. のろいの名人よ、その日をのろってくれ。
9. その夜は、星も出るな。 どんなに光を待ちあぐねても夜は明けず、朝がくるな。
20-21. なぜ、悲惨な境遇に泣く者に、光といのちが与えられるのか。彼らは死にたくても死ねない。 人が食べ物や金のことで目の色を変えるように、ひたすら死にたがる。
22. 思いどおり死ねたら、どんなにほっとするだろう。
23. 神の与えるものが無益と失意の人生だけだとしたら、なぜ、人を生まれさせるのだろう。
24. 出るのはため息ばかりで、食事ものどを通らない。 うめき声は水のように止めどなくあふれる。
25. 恐れていたことが、とうとう起こったのだ。
26. ぬくぬくと遊び暮らしていたわけでもないのに、災いが容赦なく降りかかったのだ。」