5. 人は地の表面で食べ物を捜すが、地の下では火が燃えている。
6. 人はサファイヤや金のありかを知っている。
7. これらの宝は、猛禽も見たことがなく、鷲の目に触れたこともない。
8. 鉱山のふところ深く眠っているからだ。 野獣もそれを踏んだことがなく、ライオンもその上に爪を立てたことがない。
9. 人は堅い岩を割り、山々をふもとからくつがえす。
23-24. 神様はもちろん、それがどこにあるかご存じだ。 地上をくまなく探し、天の下を余す所なく見つめるからだ。
25. 神様は風を吹かせ、海の境を決める。
26. 雨の法則をつくり、いなびかりの通り道を決める。
27. 神様は知恵のありかを知っていて、耳を傾ける者にそれを伝授する。 そして吟味に吟味を重ね、それを確かなものとする。
28. さて、神様が全人類に言うことは、こうだ。 『神を恐れることがほんとうの知恵、悪を捨てることがほんとうの悟りだ。』」