ヨブ記 14:10-22 リビングバイブル (JLB)

10. だが、人は違う。死んで葬られると、その霊魂はどこへ行くだろうか。 

11-12. 水が湖から蒸発し、日照りの時に川が干上がるように、人は地に伏すと、永久に立ち上がらない。 目も覚まさず、眠りから起きることもない。

13. 私を死人のいる所に隠し、神様の怒りが過ぎるまで忘れ、ずっとあとになって、思い出してくださるとよいのに!

14.  人は死んでも生き返るかもしれない。 私はそのことに望みをかけているのです。 それで、苦しみながらも、ひたすら死を待ち望むのです! 

15. 私を呼んでください。 いつでもみもとへ参ります。 神様は私のしたことに、ことごとく報いてくださるでしょう。 

16. ところが今、案に相違して、神様は私にあとわずかしか生きることを許さず、しかも、すべてのあやまちに目を留め、 

17. それを束にし、証拠として私に突きつけます。

18-19. 山はすり減ってなくなり、水は石をうがって砂にし、大水は土砂を押し流す。 そのように、人のすべての望みは絶える。 

20-21. 神様はいつまでも人を打ち負かすので、ついに人は舞台から姿を消します。 神様は人をしわだらけの老人とし、遠くへ追いやります。 だから、自分の子供たちが尊敬されようが、世渡りに失敗し、災難に会おうが、人にはわかりません。 

22. 知っていることは、ただ悲しみと痛みだけです。」

ヨブ記 14