7. あんたは神様の思いと目的を知っているか。 どんなに時間をかけて調べたところで、わかるまい。 全能者をさばく資格なんかないのだからな。
8. 神様は、天が地よりも高いように、想像もできないほどきよい方だ。 いったい、あんたは何様のつもりか。 神様の思いは底知れず深い。 それに比べ、あんたの知識はどれほどだというのか。
9. 神様の知識は大地より広く、海より大きい。
10. 神様がいきなり割り込んでだれかを逮捕し、法廷を開いたとしても、だれが制止できよう。
11. 神様は、人間の欠点を一つ残らずご存じで、別に目を光らせなくても、すべての罪を見抜くのだ。
12. 野ろばの子が人間として生まれないように、人間が賢くなることなどありえない。
15. そうしてはじめて、罪のしみもなく、胸を張って神様に近づける。
16. そうなれば、悲惨な境遇も忘れられる。 みな過去のものとなるからだ。
17. しかも、あんたの一生は雲一つない快晴のようになる。 暗さがあっても、それは朝のようにまばゆく輝く。
18. 望みがわき、勇気があふれる。 ゆったりとくつろぎ、安らかに休息する。
19. 安心しきって横になることもできる。 多くの人があんたの助けを求めて集まる。