ヨブ記 10:13-14-22 リビングバイブル (JLB)

2. 神様にこう言おう。 むやみやたらと責めるだけでなく、なぜそうするのか、わけを聞かせてください。 

3. 私を造ったのは神様です。 その私をしいたげ、さげすみ、一方では悪人にいい目を見させることが、正しいことでしょうか。 

8.  神様は私を造っておきながら、今になって滅ぼそうとなさいます。

9. お願いです。 私がちりで造られたことを思い出してください。こんなにも早く、私をちりに逆戻りさせるのですか。 

13-14. ところが、神様のほんとうのねらいは、もし私が罪を犯したら断じて赦さず、容赦なく滅ぼすことにあったのです。 

15. ほんのちょっとした落度があるだけで、たちまちお払い箱です。 たとい私が正しくても、そんなことは何の足しにもなりません。 いったいどうすればいいのですか。 

16. 立ち上がろうとすると、神様はライオンのように襲いかかり、とどめを刺します。 

17. 次々と不利な証言を突きつけ、いよいよ激しく憤り、新たな手勢をくり出し、これでもか、これでもかと攻め立てます。

18.  こんな事をなさるくらいなら、なぜ、私を生まれさせたのですか。なぜ、生まれるとすぐ殺さなかったのですか。 

19. そうすれば、私は母の胎から墓へと直行し、こんな悲惨な目に会わなくてすんだのです。 

20-21. 私の寿命が残りわずかであることが、おわかりにならないのですか。 二度と帰らぬ旅路につき、暗やみと死の陰の国へ行く前に、しばらく私をそっとしておき、つかの間の安らぎを味わわせてください。 

22. 私が行こうとしているのは、真夜中のように暗い国です。 渾沌としていて、最も明るい光でさえ、真夜中の闇のように暗い場所なのです。」

ヨブ記 10