9. ところが彼は、前回同様、それを拒んだのです。 「そんなことをしてはいけません。 私は、イエス様に仕える者にすぎません。 あなたや、あなたの兄弟である預言者たちや、この書物の真理に心をとめるすべての人々と同じなのです。 ただ神様だけを礼拝しなさい。」
10. それから御使いは、私に指示しました。 「あなたが書きとめたことを隠しておいてはいけません。 いよいよ、それらが現実となるからです。
11. その時が来ると、不正な者はますます不正を重ね、汚れた者はますます汚れるでしょう。 反対に、正しい者はますます正しい行ないに励み、きよい者はますますきよくなるのです。」わたしはすぐに来る!
12. 「ごらんなさい。 わたしはすぐに戻って来ます。 同時に、各自の行ないにふさわしい報いをもたらします。
13. わたしは初めであり、終わりです。 最初であり、最後です。
14. 都の門から入る資格と、いのちの木の実を食べる権利とを受けたいと、自分の衣服を洗っている人は幸いです。
15. 都の外には、神様から離れた者、魔術師、不道徳な者、人殺し、偶像礼拝者、好んでうそをつく者、偽りを行なう者がうごめいています。
16. わたし、イエスは、これらすべてを諸教会に知らせるため、あなたがたに使者を送りました。 わたしはダビデの根であり、その子孫です。 また、ひときわ輝く明けの明星です。
17. 聖霊様と花嫁は、『来てください』と言っています。 これを聞く人々は、同じように『来てください』と言いなさい。 のどが渇いている人〔求めている人〕は、だれでも来なさい。 そして、いのちの水を、ただで飲みなさい。
18. わたしは、この書物を読むすべての人に、厳かに宣言します。ここに書かれていることに、一語でも書き加える人がいれば、神様はその人に、この書物にあるとおりの災いを下されます。
19. また反対に、この預言の書物から一語でも取り除く人がいれば、神様はその人から、いのちの木の実を食べる権利ばかりか、きよい都に入る権利をも取り上げるでしょう。