5. 王座におられる方が宣言されました。「ごらんなさい。 わたしはすべてを新しくします。」 そして、続いてこう言われました。 「これらのことを書きとめなさい。 わたしが伝えることは、真実で、信頼できるからです。
6. いっさいのわざが成し遂げられました。 わたしは初めであり、終わりです。 のどの渇いている者には、いのちの水の泉をあげましょう。
7. 勝利を得る人はだれでも、すべての祝福を相続できるのです。 わたしはその人の神となり、その人はわたしの息子となります。
8. しかし、わたしに従うのをやめるような臆病者、不忠実な者、堕落した者、人殺し、不道徳な者、魔術を行なう者、偶像礼拝者、うそをつく者――こんな連中の行き着く先は、火と硫黄が燃えさかる池です。 これが第二の死なのです。」
9. その時、最後の七つの災害の鉢をぶちまけた、七人の御使いの一人が来て、私に言いました。 「ついて来なさい。 小羊の妻となる花嫁を紹介しましょう。」栄光の都
10. 幻の中で、御使いは私を、高い山の頂上に連れて行きました。そこで私は、すばらしい都、きよいエルサレムが、神様のもとを出て、天から下って来るのを見ました。
11. 都は神様の栄光に包まれ、宝石のように光り輝き、碧玉のように透き通っていました。
12. 都には、分厚い城壁が高くそびえ、十二人の御使いの守る十二の門があり、それぞれに、イスラエルの十二部族の名が記されていました。
13. また、門は東西南北の方角に、三つずつ設けられていました。
14. 城壁には十二の土台石があって、それぞれに、小羊の十二使徒の名が書き込まれていました。
15. 御使いは、都と門と城壁とを測るために、金の物差しを手にしていました。
16. 実際に測ってみると、都は縦横長さの等しい正方形であることがわかりました。 おまけに高さも同じで、立方体をなしているのです。 それぞれの長さは二千四百キロでした。
17. 次に城壁の厚さを測ってみると、六十六メートルありました。 〔御使いは、これらの数字を読み上げました。〕
20. 第六は赤めのう、第七は貴かんらん石、第八は緑柱石、第九はトパーズ、第十は緑玉髄、第十一はヒヤシンス石、第十二は紫水晶です。
21. 十二の門は、それぞれ、一つの大きな真珠でできていました。 大通りは、ガラスのように透き通る純金でした。