1. これらのことの後、私はもう一人の御使いが、大きな権威を授けられて、天から下って来るのを見ました。 地上は、その輝きで明るくなりました。
2. 彼は大声で叫びました。 「バビロンが倒れた。 あの大いなるバビロンが倒れた。 そこは悪魔の巣窟、悪霊や、あらゆる汚れた霊のたまり場となった。
3. あらゆる国の人々が、彼女のみだらな毒ぶどう酒に酔いしれたからだ。 また、地上の支配者は彼女と快楽にふけり、全世界の商人は、彼女のぜいたくな浪費のおかげで、大もうけをしたからだ。」
4. それから私は、天から別の声を聞きました。 「クリスチャンよ。 あの女から遠ざかりなさい。 その罪に関係してはなりません。 そうでないと、いっしょに罰を受けることになります。
5. あの女の罪は数えきれず、積み上げられて天にまで達したので、神様の罰がいよいよ下るのです。
6. 彼女から受けた仕打ちをそっくりそのまま、いや、それ以上の仕返しをしなさい。 悪事に対しては、二倍の罰を与えなさい。 彼女は人々に、多くの災いの飲み物を飲ませようとたくらみました。 それを倍にして飲ませなさい。
7. ぜいたく三昧に遊び暮らした彼女に、それに見合うだけの苦しみと悲しみとを与えなさい。 彼女はうぬぼれています。 『私は女王で、身寄りのない未亡人とは違う。 悲しみなど知らない。』
16-17. 「ああ、悲しいことだ。 あんなに美しかった大いなる都が、あっという間に荒れ果ててしまった。 最高級の紫色の布と紅色の麻布をまとい、金や宝石や真珠で飾りたてていた都よ。 そのすべての富も、一瞬のうちに消えてしまった。」また、各国の船主や商船の船長、乗組員も遠くから、