3. それからわたしは、二人の証人を任命し、特別な力を授けて、荒布を着たまま、千二百六十日間、預言させます。」
4. この二人の預言者とは、全地の神様の前にある、二本のオリーブの木、また二つの燭台のことです。
5. もし彼らに害を加えようとする者があれば、彼らの口から吹き出した火で、焼き滅ぼされてしまいます。
6. 彼らは、その三年半の預言のあいだ中、大空を閉じて雨を降らせない力を与えられます。 また、川や海を血に変えたり、思いのままに何度でも、あらゆる災害を地上に下す力も持っています。
7. しかし、三年半にわたる証言の期間が終わると、底なしの穴から出て来る独裁者の挑戦を受け、殺されることになります。
10. 彼らが殺されたことで、世界中が喜び、その日を記念して、プレゼントの交換や、パーティーが行なわれるでしょう。 なぜなら、この二人の預言者によって、非常に痛めつけられたからです。
11. ところが、どうでしょう。 三日半たって、神様からのいのちの霊が、その二つの死体に入ると、彼らは立ち上がるのです。 それを見て、すべての人が恐怖におののきます。
12. その時、天から「のぼって来なさい」という大きな声が響くのです。 すると二人の預言者は、敵の目の前で雲に包まれ、天にのぼって行きました。
13. ちょうどその時刻に、恐ろしい地震が起こって、都の十分の一の建物がこわれ、死者は、七千人にのぼります。 生き残った人も、恐怖に打ちひしがれて、天の神様をあがめるようになるのです。