1. それから三日目に、ガリラヤのカナという村で結婚式があり、イエスの母マリヤは、客として出席しました。
2. イエスと弟子たちも招待されました。
3. ところが、宴会の最中だというのに、ぶどう酒が切れてしまったのです。 マリヤは、そのことをイエスに知らせました。
4. イエスは、「今はだめですよ、お母さん。 まだ、奇蹟を行なう時ではありませんから」と、お答えになりました。
5. しかし、マリヤは手伝いの者たちに、「この人の言いつけどおりになさってね」と申し渡しました。
6. さてそこには、石の水がめが六つありました。 ユダヤ教の儀式に使う水がめで、それぞれ八十リットルから百二十リットルぐらい入るものです。
7. イエスは手伝いの者たちに、「さあ、縁までいっぱい水を入れなさい」と指示なさいました。 彼らがそのとおりにすると、
8. 「いいでしょう。 では今度は、それを汲んで、宴会の世話役のところへ持って行きなさい」と言われました。 彼らは、言われるままに持って行きました。
24-25. しかしイエスは、そういう人々を信用されたわけではありません。 人間がどれほど変わりやすいものか、その心の底の底まで、知り尽くしておられたからです。新しいいのちが与えられる