ヨハネによる福音書 14:1-9 リビングバイブル (JLB)

1.  「どんなことがあっても、心配したりあわてたりしてはいけません。 神を信じ、何もかも、わたしに任せなさい。 

2. 父の住んでおられる所には、家がたくさんあります。 もしなかったら、はっきり言っておいたでしょう。 実を言えば、あなたがたを迎える家を準備しに行くのです。 

3. すっかり準備ができたら、迎えに来ます。 わたしがいる所に、いつでも、いられるようにしてあげるためにです。

4. これだけ言えば、わたしがどこへ行くか、どうしたらそこへ行けるか、もうわかったでしょう。」

5.  するとトマスが、言い返しました。 「いいえ、ちっともわかりません。 先生がどこへおいでになるのか、まるで見当もつきません。 まして、そこへ行く道など、どうしてわかりましょう。」

6.  イエスはトマスにおっしゃいました。 「いいですか。 わたしが道です。 そして真理でもあり、いのちでもあります。 わたしを通らなければ、だれ一人、父のところへは行けません。 

7. わたしがどういう者か知っていたら、わたしの父のこともわかったはずです。 今から、あなたがたは父を知る、というより、もうすでに父を見ているのです。」

8.  今度はピリポが口をはさみました。 「先生。 あなたのお父様を見せてください。 それだけで十分ですから。」

9.  「ピリポ。 こんなに長くいっしょにいるのに、わたしがどういう者か、まだわからないのですか。 わたしを見た者は、父を見たのです。 それなのにどうして父を見せてくださいなどと言うのですか。 

ヨハネによる福音書 14