ヨハネによる福音書 13:25-32 リビングバイブル (JLB)

25.  そこで私は、先生に、「主よ。 だれがそんなことを?」と尋ねました。

26.  「わたしが手ずからスープに浸したパンを与える者がそうです。」こう言われると、イエスはパンを浸し、イスカリオテのシモンの子ユダに与えられたのです。

27.  ユダがそのパンを口に入れるが早いか、サタンがユダの心に入り込みました。 そこで、イエスはユダに、「さあ、急いで、することをしなさい」と言われました。

28.  食卓に着いているほかの者はみな、何のことやら、さっぱりわかりません。 

29. ユダが一行の会計係だったので、おおかた、食べ物の代金の支払いか、貧しい人々に金を恵むことぐらいだろう、と思った者もいました。 

30. ユダはぱっと席を立つと、夜のやみに飛び出して行きました。

31.  ユダが姿を消すとすぐ、イエスが言われました。 「時が来ました。 神の栄光がわたしの回りに輝き渡るのも、時間の問題です。 同時にまた、わたしの身に起こるすべてのことゆえに、神も大いにほめたたえられるでしょう。 

32. 神はわたしに、ご自分の栄光を与えてくださるのです。 それも、すぐに。 

ヨハネによる福音書 13