ヨハネによる福音書 12:36-45 リビングバイブル (JLB)

36. まだ時間のある間に、光を十分に用いなさい。 そうすれば、光の子になれるのです。」イエスは、こう話し終えられると、そこを立ち去り、身を隠されました。

37.  ところが、イエスがあれほど多くの奇蹟をなさったにもかかわらず、大部分の人は、イエスをメシヤとは信じませんでした。 

38. まさに、イザヤが預言したとおりです。 「主よ。 だれが私たちのことばを信じるのですか。 だれが、神様の力強い奇蹟を、証拠と認めるのですか。」 

39. 人々は信じることができませんでした。 イザヤは次のようにも言っています。 

40. 「神は彼らの目を盲目に、心をかたくなにされた。 彼らが見ることも、理解することも、わたしのもとに立ち返っていやされることもないためだ。」 

41. この預言は、イエスのことを指しています。 イザヤは、メシヤの栄光の幻を見て預言したからです。

42.  それでも、だれも信じなかったというわけではありません。 ユダヤ人の指導者の中にさえ、イエスをメシヤと信じる者がかなりいました。 ただ、パリサイ人たちに会堂から除名されるのがこわくて、そのことを打ち明ける気になれなかったのです。 

43. 神にほめていただくことよりも、人にほめられることのほうを重んじたからです。

44.  イエスは大声で、群衆に語りかけました。 「わたしを信じて任せきる人は、ほんとうの意味で神を信じているのです。 

45. わたしを見るのは、わたしをお遣わしになった方を見るのと同じだからです。 

ヨハネによる福音書 12