1. 「よく言っておきます。 羊の囲いの中に、門から入らないで、柵を乗り越えて忍び込む者は、強盗に違いありません。
2. 羊飼いなら、堂々と門から入って来るはずです。
3. 門番も羊飼いには門を開けてくれます。 彼の声を聞くと、羊は回りに駆け寄って来ます。 羊飼いは一匹一匹自分の羊の名を呼んで連れ出すのです。
4. 先頭に立つのは羊飼い、羊はそのあとについて行きます。 声を知っているからです。
5. 知らない人にはついて行きません。 反対に逃げ出します。 聞き覚えのない声だからです。」
6. イエスがこのたとえ話をなさっても、聞いている人々には、どういう意味かさっぱりわかりません。
7. そこで、イエスは説明なさいました。「いいですか。 わたしが、羊の出入りする門なのです。
8. わたしより前に来た人々はみな、どろぼうか強盗です。 ほんとうの羊は、彼らの言うことは聞きませんでした。
9. そう、わたしは門なのです。 この門から入る者は救われます。 また、安心して出入りができ、緑の牧草を見つけるのです。
22-23. 時は冬でした。 宮きよめの祭りがあり、イエスもエルサレムにおられました。 ちょうど、宮の中のソロモンの廊と呼ばれる所を歩いておられると、