5. そのいのちは、暗やみの中でさんぜんと輝き、どんな暗やみも、この光を消すことはできません。
8. ヨハネ自身は光ではなく、ただその光を指し示す証人にすぎません。
9. 後に、ほんとうの光である方が来て、全世界の人々を照らしてくださったのです。
10. ところが、世界を造った方が来られたというのに、だれもこの方に気づきませんでした。
13. 信じる人はだれでも、新しく生まれ変わります。 神が、そう望まれたのです。 人間の熱意や計画は全く関係ありません。
14. キリストは人間となり、この地上で私たちと共に生活なさいました。 彼は恵みと真実の方でした。 私たちはこの方の栄光を目のあたりにしました。 それは天の父のひとり子としての栄光でした。
15. ヨハネは人々にキリストを紹介しました。 「私が今まで、『まもなく来られる方は、私よりはるかに偉大な方だ。 私が生まれるずっと前からおられたからだ』と口をすっぱくして言ってきたのは、まさにこの方のことなのだ。」
16. この方の恵みは尽きるところを知りません。 私たちはみな、次から次へと、あふれるばかりに恵みをいただきました。
17. モーセはきびしい命令と、情け容赦もない法律とを与えただけでしたが、イエス・キリストはその上に、愛に満ちた赦しの道を備えてくださったからです。
18. いまだかつて、実際に神を見た人はいません。 しかしもちろん、神のひとり子だけは別です。 御子は、父なる神といつもいっしょですから、神について知っていることは、何でも教えてくださったのです。ヨハネの証言
19. ユダヤ人の指導者たちは、エルサレムから、祭司とその助手たちとをヨハネのもとへ派遣し、「おまえはキリストか」と問いたださせました。
20. ヨハネは、「とんでもない」と、きっぱり否定しました。