2. エリコとその王にしたとおり、アイとその王にもせよ。 ただし、今回は奪い取ったものや家畜を自分たちの戦利品としてもよい。 町の後方には伏兵を置け。」
5. ヨシュアはこう説明しました。 「さて、作戦だが、まず本隊が攻撃をしかける。 アイの連中は前回同様、町から出て戦うだろう。 すると、こっちは逃げる。
6. 連中が追いかけて来る。 町は空っぽになるというわけだ。 彼らは『イスラエル軍がまた逃げて行くぞ。この前のとおりじゃないか』と言うに決まっているからな。
7. そうしたら、隠れていたおまえたちが飛び出し、町に攻め入るのだ。 神様は町をおまえたちの手に渡してくださる。
8. ご命令どおり、火をかけろ。 いいな。」
9. こうして三万の精兵は、夜中に本隊を離れ、アイの西端とベテルとの中間の地点に隠れました。 もちろん、ヨシュアの率いる本隊は、エリコの野営地にとどまって夜を過ごしたのです。
10. 翌朝はやく、ヨシュアは将兵を起こし、長老たちを伴ってアイを目ざし、
14. アイの王は、イスラエル軍が谷を渡って来るのを見ると、翌朝はやく、アラバの平原で迎え撃とうと町を出ました。 もちろん、町の後方に伏兵がいるなどとは、夢にも思いません。
15. ヨシュアの率いるイスラエル軍は、さんざん痛めつけられたように見せかけ、いっせいに荒野へ退却しました。