ヨシュア記 6:5-20 リビングバイブル (JLB)

5. 祭司がラッパをひときわ高く、長く吹き鳴らしたら、全員、大声でときの声をあげよ。 町の城壁はくずれ落ちるだろう。 その時、四方八方から町へ攻め込むのだ。」

10.  ヨシュアは命じました。 「ラッパの音以外、音を出すな。 ひと言も発してはならない。 私が『ときの声をあげよ』と言ったら、いっせいに大声で叫べ。」

11.  その日、神の箱は一度だけ、町の周囲を回りました。 人々は野営地に帰り、夜を過ごしました。 

15. 七日目、夜の白むころ、またも人々は立ち上がりましたが、この日は一度ではなく、七度回りました。 

16. 七度目に、祭司たちが高らかに、長くラッパを吹き鳴らすと、ヨシュアは大声で叫びました。 「ときの声をあげよ! 神様はこの町をわれわれに下さったのだ! 

17. 住民は皆殺しだ。 だが売春婦のラハブと、その家の中の者たちは助けてやれ。 ラハブはわれわれのスパイをかくまってくれたのだ。 

18. 戦利品には手を出すな。 すべて破壊しろ。 もしこれに背けば、災いがイスラエル全体を襲うだろう。 

19. ただし、金、銀、および青銅や鉄の器具は、みな神様のために特別にきよくされたものだから、取れ。」

20.  祭司の吹き鳴らすラッパの音を聞くと、人々はあらん限りの大声を出して、いっせいにときの声をあげました。 と、どうでしょう。突然、城壁がくずれ落ちたではありませんか。 それーっとばかり、四方八方から攻め込み、たちまち町を占領しました。 

ヨシュア記 6