1. ヨルダン川の西側の諸国民、エモリ人および地中海沿岸に住むカナン人の王はみな、神様がヨルダン川の水をからしたので、イスラエル人が川を渡って来たと聞いて、すっかり意気消沈し、恐怖におののきました。
6. 人々は、四十年も荒野を行きつ戻りつ旅して回り、とうとう、エジプトを出たとき兵役につける年齢にあった男子は、みな死に絶えたわけです。 つまり、彼らは神様に従わなかったので、約束されていた「乳と蜜の流れる」地に入らせはしない、と言われたのです。
7. ですから今、ヨシュアは彼らに代わって兵役についた息子たちに、割礼を施したのです。
10. エリコの平原にあるギルガルに滞在中も、イスラエル人は三月二十八日(ユダヤ暦では一月十四日)の夕方になると、過越の儀式を守りました。
11-12. そして翌日、自分たちの占領下にある畑から収穫したものを食べ、イースト菌を入れないパンを焼いたりしました。 すると、次の日からマナは降らなくなり、二度とマナを見ることはありませんでした。 それ以来、人々はカナンの地の産物を食べるようになりました。
13. さて、ヨシュアがエリコの町を見上げていた時、一人の人が目の前に現われました。 その人は抜き身の剣を手にしていました。 ヨシュアは歩み寄り、「味方か、それとも敵か」と問いただしました。
14. すると、「わたしは神様の軍勢の最高司令官だ」という答えが返ってきたのです。その声を聞くと、ヨシュアは地にひれ伏して拝み、「どうぞご命令を」と申し上げました。