1. 人々が無事に渡り終えた時、神様はヨシュアにお語りになりました。
2-3. 「特別な任務のために、各部族から一人ずつ選ばれた十二人に命じて、ヨルダン川の真ん中の、祭司が立っている地点から、一つずつ石を拾わせなさい。 その十二の石を集めて、今夜、野営する地に、記念碑として積み上げるのだ。」
4. ヨシュアは十二人を呼び出し、
5. こう命じました。 「あの箱のある、川の真ん中に行き、一つずつ石をかついで来なさい。 つまり、十二部族にそれぞれ一つずつ、全部で十二だ。 それぞれの石は十二部族を象徴する。
6. その十二の石で記念碑を建てよう。 そうすれば、将来、子供たちに『これは何の記念碑ですか』と尋ねられて、
7. 『ヨルダン川を神の箱が渡った時、水がせき止められたことを忘れないためだよ』と話して聞かせることができる。 この記念碑は、その途方もない奇蹟を、イスラエル人が永久に忘れないためのものなのだ。」
8. 十二人はヨシュアの命令に従い、川の真ん中から十二の石を拾いました。 各部族のために一つずつです。 まさに、神様がヨシュアに命じたとおりです。 彼らは石を野営地まで運び、記念碑として建てました。
12-13. モーセの命令どおり完全武装した、ルベン部族とガド部族、それにマナセの半部族からなる四万の軍勢は、一隊となって、神様のために戦う他部族の先頭に立ち、エリコの平原めざして進みました。
15-16. ヨシュアこそが、神様の命を受けて、箱をかつぐ祭司たちに命令を下した人だったからです。「川から上がりなさい」と祭司たちに命じるよう、神様はヨシュアを促しました。