2. それで、ヨルダン川の西側の地は、アビエゼル、ヘレク、アスリエル、シェケム、シェミダ、ヘフェルの各氏族に割り当てられることになりました。
3. ところが、ギルアデの孫、マキルの曾孫、マナセの玄孫にあたる、ヘフェルの息子ツェロフハデには、息子がいなかったのです。 その代わり、マフラ、ノア、ホグラ、ミルカ、ティルツァという五人の娘がいました。
4. 娘たちは、祭司エルアザル、ヨシュア、およびイスラエルの指導者たちの前に進み出て、次のように申し立てました。「神様がモーセ様におっしゃったことによれば、私どももこの部族の男の方々と同様、土地を相続できると存じますが。」
7. マナセ部族の北の境界線は、アシェルの境界から南下して、シェケム東方のミクメタテに達します。 この境界線は、さらに南進し、ミクメタテからエン・タプアハに至るのです。
8. タプアハの地はマナセのものでしたが、境界線上のタプアハの町はエフライム部族に属していました。
9. 境界線は、そこからカナ川の北岸に沿って下り、地中海に達しました。 川の南にある町々は、マナセの領地にありながら、エフライム部族のものでした。
10. 川の南側、西は地中海に至るまでの地域は、エフライム部族に割り当てられました。 川の北側の、地中海の東岸地域は、マナセ領となりました。 マナセは、北はアシェルの領地と、東はイッサカルの領地とそれぞれ境を接しました。
11. マナセの半部族にはまた、イッサカルとアシェルの領地内の次の町も与えられました。 ベテ・シェアン、イブレアム、ドル、エン・ドル、タナク、メギドとその周辺の村々です。
12. しかし、マナセの子孫はこれらの町の住民を一掃できなかったので、カナン人が残っていました。
13. ところが、やがてイスラエル人は勢力を増し、カナン人を奴隷として酷使するようになったのです。
14. そののちヨセフの二部族がヨシュアのもとへ来て、こう問いただしました。 「神様がわれわれをこんなにも大世帯にしてくださったのに、なぜ一つの割り当て地しかくださらないのですか。」
15. 「もしエフライムの山地が狭いのなら、こうしたらよかろう。その気があればの話だがな。 ペリジ人やレファイム人が住んでいる森林地帯を切り開くのだ。」