ヤコブの手紙 5:11-20 リビングバイブル (JLB)

11. 彼らは、地上で非常な苦しみに会いましたが、最後まで忠実に主に従いました。 それで今、天国で幸福に満ちあふれているのです。 ヨブは、悲しみの中で主を信じ続けた模範です。 私たちは、ヨブの生き方から、主のご計画の結末には必ず祝福が伴うことを知ったのです。 主は、恵みとあわれみにあふれたお方だからです。

12. しかし、愛する皆さん。 何よりも大切なことは、天にしろ地にしろ、とにかく何を指しても、いっさい誓わないことです。 ただ「はい」、または「いいえ」とだけ言えばいいのです。 誓ったばかりに、罪を犯して、神様のさばきを受けないためです。

13. 悩んでいる人がいますか。 その人は、神様に祈り続けなさい。 また、喜んでいる人がいたら、昼も夜も、主を賛美しなさい。

14. 病気の人はいませんか。 その人は教会の長老を招き、主が治してくださるように、油を注いで祈ってもらいなさい。 

15. その祈りが、信仰によってささげられたものなら、病気は治るでしょう。 主が、病状を回復させてくださるからです。 もし病気の原因が罪によるものなら、主はその罪をも赦してくださいます。

16. ですから、互いに罪を告白し、祈り合いなさい。 正しい人の熱心な祈りには、大きな力があり、驚くほどの効果があります。 

17. エリヤは、取り立てて、私たちと変わったところもない人でしたが、雨が降らないようにと熱心に祈りました。 すると、三年半ものあいだ一滴も降りませんでした。 

18. そしてまた、雨が降るようにと祈ると、今度は滝のように降って、草木の緑も回復し、農作物も生き生きと生長するようになりました。

19. 愛する皆さん。 たとえば、ある人が神様から離れて、もはや主を信じなくなったとします。 その時、だれかが彼を助け、もう一度真理をよく理解させて連れ戻したとしたら、どうでしょう。 

20. その人は、迷子になった、たましいを死から救い出し、人の犯した多くの罪を神様に赦してもらう働きをしたことになるのです。ヤコブ

ヤコブの手紙 5