5. 神様が何を望んでおられるか知りたいなら、遠慮なく、直接たずねなさい。 神様は喜んで教えてくださいます。 願い求める人には、いつでも惜しみなく、あふれるばかりの知恵を授けてくださるからです。 そのことで、決してとがめ立てはなさいません。
6. ただし、その場合、神様は必ず答えてくださると確信して、願い求めなさい。 疑う心は、風に波立つ水面のようで、少しの落ち着きもありません。
9. クリスチャンの中で、この世で見下されている人は、かえって、そのことを喜びなさい。 主の目からは、高く評価されているからです。
12. 誘惑に負けて悪に走らない人は幸いです。 なぜなら、神様を愛する人に約束された、いのちの冠を、ほうびにいただけるからです。
13. 悪事に手を出したくなった時、神様から誘惑されたなどと、言ってはなりません。 神様が悪事を望まれるはずはありませんし、また、悪事へ誘ったりもなさるわけもないのです。
14. 人は自分の悪い考えや願いに引きずられて、誘惑されるのです。
15. その悪い考えが悪事へと駆り立て、ついには、神様から永遠に引き離される、死の刑罰へと追いやるのです。
16. ですから、愛する皆さん、決して道を誤ってはいけません。
17. すべて良いもの、完全なものは、光を造られた神様から来るのです。 神様には、わずかの変化もくもりもなく、いつまでも輝いているのです。
18. 神様は、思いのままに、真理のことばによって、新しいいのちを与えてくださいました。 こうして私たちは、いわば、神様の新しい家族の、最初の子供とされたのです。
19. 愛する皆さん。 人のことばには耳を傾け、口数を少なくし、しかも腹を立てないのが一番だ、と心得なさい。
20. 怒りは、神様の標準から、私たちを遠く引き離すからです。
21. ですから、生活を総点検して、どんな悪をも、すっかり取り除いてしまいなさい。 そして、すばらしい神様のことばを受け入れて、謙虚に喜びなさい。 そのことばには、私たちの心をしっかりとらえ、たましいを救う力があるからです。
22. また、聞くだけでなく、神様の教えに従うことも、忘れてはなりません。 聞くだけは聞いて、その実、良心を偽った行動をとることなどありませんように。
23. 聞いただけで、実行に移さない人は、鏡に映る顔をながめているようなものです。