マルコによる福音書 8:20-27 リビングバイブル (JLB)

20.  「じゃあ、七つのパンで四千人に食べさせた時は?」「七かごです。」

21.  「それなのに、まだあなたがたは、パンがないのを、わたしが苦にしていると思うのですか。」

22.  一行がベツサイダに到着すると、人々が盲人の手を引いて来ました。 「どうか、さわって治してやってください」と頼むので、 

23. イエスはその盲人の手を取り、村の外へ連れ出されました。 そして彼の両眼につばきをつけ、手をあてて、「どうですか、何か見えますか」とお尋ねになりました。

24.  男はあたりをきょろきょろ見回しながら、「は、はい。 見えます。 見えます。 人が見えます。 ぼんやりしていますが……。 まるで、木が歩いてるみたいです」と答えました。

25.  イエスはもう一度、両眼におさわりになりました。 男はじっと見つめていました。 するとだんだん視力が回復し、何もかも、はっきり見えるようになりました。

26.  イエスは、男を家族のもとへお帰しになり、「村へは行かないように」と注意されました。イエスこそ救い主

27.  イエスの一行はガリラヤを去り、ピリポ・カイザリヤの村々へ行きました。 道々、イエスは弟子たちに、「人々は、わたしのことをだれだと言っていますか」とお尋ねになりました。

マルコによる福音書 8