1. ある日、ユダヤ人の宗教的指導者たちが数人、イエスを調べてやろうと、わざわざエルサレムから出向いて来ました。
2. そして、イエスの弟子の中に、ユダヤの食前のしきたりを守らない者がいるのを見つけました。
3. そのしきたりというのは、ユダヤ人の中でも特にパリサイ人たちがやかましく守っているものでした。 古くからの言い伝えで、食事の前には必ず、腕からひじにかけて水を注ぐ決まりだったのです。
11-12. ところがどうです。 あなたがたときたら、『すみませんが、お助けするわけにはまいりません。 差し上げるはずのものは、神様にささげてしまいましたから』と言いさえすれば、助けを求める両親をおろそかにしてもかまわない、と教えているのです。
15-16. 人は決して外から入る食べ物によって汚されるのではありません。 むしろ内から出て来ることばや思いによって汚されるのです」と言われました。