1. 翌日の夕方、安息日が終わると、マグダラのマリヤとヤコブの母マリヤ、それにサロメの三人は、さっそく、イエスの遺体に塗る香料を買い求めました。
2. 翌朝早く、日が昇るとすぐ、婦人たちは香料を持って墓へ急ぎました。
3. ところが、気にかかることが一つあります。 どうしたら、あの大きな石を入口から取りのけることができるのでしょう。 道々、そのことばかり話し合っていました。
4. それがどうでしょう。 着いてみると、あの重い石はどけてあり、入口が開いているではありませんか。
5. 中に入ると、右のほうに、白い着物をきた青年が座っています。 婦人たちはびっくりして、息も止まるほどでした。
10-11. マリヤはすぐさま、悲しみに打ちひしがれて泣いている弟子たちのところへ行き、「大変よ! イエス様は生きておられるわよ。 私、ちゃんとこの目でお目にかかったんですもの」と話しました。 しかし、弟子たちは、マリヤの言うことを信じようとしませんでした。