マルコによる福音書 15:25-31 リビングバイブル (JLB)

25.  イエスが十字架につけられたのは、朝の九時ごろでした。

26.  イエスの頭上には、罪状書きが掲げられ、それには「ユダヤ人の王」と書いてありました。

27.  その日、二人の強盗も、イエスといっしょに十字架につけられました。 二人の十字架はイエスの両側でした。 

28. こうして、『彼は罪人の一人に数えられた』という聖書(旧約)のことばどおりになったのです。

29-30. 刑場のそばを通りかかった人たちは、大げさな身ぶりをしながら、「ざまあみろ! 神殿を打ちこわして三日で建て直すんだってなあ、そんなに偉いなら、たった今、十字架から降りて来いよ、自分を救ったらどうなんだい!」と、口ぎたなくイエスをののしりました。

31.  祭司長やユダヤ人の指導者たちも、同じようにあざけりました。「ふん、人を救っても、自分は救えないというわけか。」

マルコによる福音書 15