10. ところで、弟子の一人、イスカリオテのユダは、イエスを売り渡そうと、わざわざ祭司長たちのところに出かけました。
11. ユダが来意を告げると、祭司長たちは有頂天になり、「謝礼ははずんでやるぞ」と約束しました。 それ以来、ユダは、イエスを売り渡すチャンスをねらうようになりました。
12. 過越の祭りの最初の日、すなわち、小羊をいけにえとしてささげる日に、弟子たちは「どこで過越の食事をなさるおつもりですか」と尋ねました。
13. そこでイエスは弟子を二人エルサレムへやり、その準備をさせることにしました。 「町を歩いて行くと、水がめを持って来る男に出会うから、その男について行きなさい。