3-4. イエスがオリーブ山で、宮のほうを向いて座っておられると、ペテロ、ヤコブ、ヨハネ、アンデレがひそかにイエスに尋ねました。「いったいいつ、神殿にそんなことが起こるのですか。 そうなる前に、何か前兆でもあるのでしょうか。」
17. このような日に妊娠している女と乳飲み子をかかえている母親は、ほんとうに不幸です。
18. あなたがたの逃げるのが、冬にならないように祈りなさい。
19. それは、神が天地を創造された初めから今に至るまで、いまだかつてなかったような恐るべき日だからです。
20. 主が、このわざわいの期間を短くしてくださらないかぎり、地上には、一人も生き残れないでしょう。 だが、神に選ばれた人たちのために、その期間は短くされるのです。
21. その時、だれかが『この方がキリスト様だ』とか『いや、あの方がそうだ』とか言っても、気をとられてはいけません。
22. 偽キリストや偽預言者が次々に現われて、不思議な奇蹟を行ない、できることなら神に選ばれた者たちをさえ惑わそうとするからです。
23. 気をつけていなさい。 警告しておきますよ。
24. この苦難の時に続いて、太陽は暗くなり、月は光を失い、
25. 星は落ち、宇宙に異変が起こります。
26. その時すべての人が、メシヤ(救い主)のわたしが大きな力と栄光とを帯びて、雲に乗って来るのを見るでしょう。
27. わたしは御使いたちを遣わし、世界中から、天と地の果てから、選ばれた者たちを呼び集めるのです。
28. さて、いちじくの木から教訓を学びなさい。 いちじくの葉が出てくれば、夏は間近です。
29. 同じように、いま言ったようなことが起これば、わたしはもう戸口まで来ているのです。
30. そうです。 これが、この時代の終わりの前兆なのです。
31. 天地は消え去りますが、わたしのことばは永遠に残ります。