4. それからもう一度、わたしは以前のように、ユダとエルサレムの住民が携えて来るささげ物を喜んで受ける。
5. その時、わたしのさばきは素早く、確実に行なわれる。 罪のない人をだます悪者、不品行な者、うそつき、雇い人を不当な賃金で酷使する者、未亡人や孤児を苦しめる者、うまいことを言って外国人をだます者、わたしを恐れかしこまない者を、わたしは直ちに排除する」と、天の軍勢の主はお語りになります。
6. 「神であるわたしは、決して変わることがない。 それだからこそ、おまえたちはとことんまで滅ぼされてはいない。 〔わたしのあわれみは永遠に変わらないからだ。〕
7. おまえたちは初めからわたしの法律を軽んじてきたが、ついにわたしのもとへ帰るようになる」と、天の軍勢の主はお語りになります。 「さあ、帰って来い。 そうすれば赦してやる。ところがおまえたちは、『私たちは背いたことなんかありません』と言う。
8. 人は神のものを盗めるだろうか。 とんでもない。 ところがおまえたちは、わたしのものを盗んでいる。『何のことですか。 いつ、神様のものを盗んだりしましたか。』わたしに納めるべき収入の十分の一と、ささげ物を盗んでいるではないか。
9. だから、神の恐ろしいのろいが、おまえたちを包んでいるのだ。 全国民がわたしのものを盗んでいるからだ。
10. 収入の十分の一をすべて倉に携えて来い。 そうすれば、神殿には食べ物が十分あるようになる。 そうすれば、わたしは天の窓を開いて、すばらしい祝福をあふれるばかりに注ごう。試してみよ。 わたしに、そのことを証明させてほしい。
11. わたしが害虫や病害から守るので、収穫は多くなる。 ぶどうが熟す前にだめになることもない」と、天の軍勢の主はお語りになります。
12. 「すべての国民は、おまえたちを祝福された者と言う。 イスラエルが幸福に満ちた地となるからだ。 以上はわたしの約束だ。
13. わたしに対するおまえたちの態度は、なんと高慢で横柄なのだ」と、神様は言われます。「ところが、あなたがたは答えます。 『何のことですか。 言ってはならないことでも言いましたか。』