マタイによる福音書 3:9-16 リビングバイブル (JLB)

9. 『自分はユダヤ人だから、アブラハムの子孫だから大丈夫』などとは思ってもみるな。 そんなことは何の役にも立たない。 神様はこんな石ころからでも、今すぐアブラハムの子孫をお造りになれるのだ。

10.  今の今でも、神様はさばきの斧をふり上げ、実のならない木を切り倒そうと待ちかまえておられる。 そんな木はすぐにも切り倒され、燃やされるのだ。

11.  私は今、罪を悔い改める者たちに水でバプテスマを授けている。しかし、まもなく、私など比べものにもならない、はるかに偉大な方がおいでになる。 その方のしもべとなる値打さえ、私にはない。 その方は、聖霊と火でバプテスマをお授けになる。 

12. 刈り入れの時が来たら、麦ともみがらをふるい分け、麦は倉に納め、もみがらは永久に消えない火で焼きすててしまわれる。」イエス、バプテスマを受ける

13.  そのころイエスは、ガリラヤからヨルダン川へ来て、ヨハネからバプテスマ(洗礼)を受けようとなさいました。 

14. ところが、ヨハネはそうさせまいとして言いました。 「とんでもない。 私こそ、あなた様からバプテスマを受けなければなりませんのに。」

15.  しかしイエスが、「今はそうさせてもらいたい。 なすべきことは、すべてしなければならないのですから」とお答えになり、ヨハネからバプテスマをお受けになりました。

16.  イエスが、バプテスマを受けて水から上がって来られると、突然天が開け、イエスは、神の御霊が鳩のようにご自分の上にお下りになるのをごらんになりました。 

マタイによる福音書 3