マタイによる福音書 27:31-38 リビングバイブル (JLB)

31.  こうしてさんざんからかったあげく、赤いガウンを脱がせ、もとの服を着せると、いよいよ十字架につけるために引っ立てて行きました。 

32. 刑場に行く途中、通りすがりの男にむりやりイエスの十字架を背負わせました。 クレネから来合わせていたシモンという男でした。 

33. ついに、ゴルゴタ、すなわち「がいこつの丘」という名で知られる場所に着きました。 

34. 兵士たちはそこで、薬用のぶどう酒を飲ませようとしましたが、イエスはちょっと口をつけただけで、飲もうとはなさいませんでした。

35.  イエスを十字架につけ終わると、兵士たちはさいころを投げてイエスの着物を分け合いました。 

36. それがすむと、今度はその場に座り込んで見張り番です。 

37. またイエスの頭上には、「この者はユダヤ人の王イエスである」と書いた罪状書きを打ちつけました。

38.  その朝、強盗が二人、それぞれイエスの右と左で十字架につけられました。 

マタイによる福音書 27