1. 天国がどのようなものかを教えようと、イエスはまた幾つかのたとえ話をなさいました。
2. 「たとえば、天国は、王子のために盛大な結婚披露宴を準備した王のようなものです。
3. 大ぜいの客が招待されました。 宴会の準備がすっかり整ったので、王は使いをやり、招待客に、もうおいでになる時間です、と知らせました。 ところが、なんと、みな出席を断わってきたではありませんか。
4. それでも王は、もう一度別の使いをやり、こう言わせました。 『何もかも用意ができました。 肉も焼き始めています。 あなた様のおいでを待つばかりです。』
5. ところが、招待客はそれをせせら笑うだけで、ある者は農場へ、ある者は自分の店へと出かけて行きました。
6. そればかりか、中には王の使者に恥をかかせたり、なぐったり、殺してしまう者さえいました。
7. これを聞いて、もうれつに怒った王は、すぐさま軍隊を出動させ、人殺しどもを滅ぼし、町を焼き払ってしまいました。
8. そして王は、『披露宴の準備はできたというのに、招いておいた者どもは列席する資格のない連中ばかりだった。
9. よろしい。 さあ、町へ行って、出会う者は片っぱしから、みな招待してくるのだ』と命じました。
31-32. ところで、死人が復活するかどうかについて、聖書を読んだことがないのですか。 神が、『わたしはアブラハムの神、イサクの神、ヤコブの神である』と言われた時(すでに死んでしまったアブラハム、イサク、ヤコブがいま神の御前で生きていなければ、神は『アブラハム、イサク、ヤコブの神であった』と言われるはずです)、あなたがたにも直接そう語りかけておられたのだということが、わからないのですか。 神は死んだ人の神ではなく、生きている人の神なのです。」一番重要な戒め
34-35. しかし、パリサイ人たちはそうはいきません。 サドカイ人たちが言い負かされたと知ると、彼らは彼らで新しい質問を考え出し、さっそくイエスのところにやって来ました。 その中の法律の専門家が、