マタイによる福音書 20:8-19 リビングバイブル (JLB)

8.  終業の時刻になり、農園主は会計係に言いつけて、労務者たちを呼び集めました。 そして、最後に雇った男たちから順に日当を支払いました。 

9. 五時に雇われた男たちの日当はなんと一人六千円です。 

10. それで、早くから仕事にかかっていた男たちは、もっとたくさんもらえるだろうと思いました。 ところが、彼らの日当もやっぱり六千円だったのです。

13.  ところが、農園主はその一人に答えました。 『いいかね。 私はおまえに何も悪いことはしていないぞ。 おまえは一日六千円で働くことを承知したはずだ。 

14. 文句を言わずに、それを持って帰れ。 私はだれにでも分けへだてなく払ってやりたいのだ。 

15. 自分の金をどう使おうと、自由だろうが。 私がほかの者たちに親切なので、おまえは腹を立てているのか。』 

16. このように、最後の者が最初になり、最初の者が最後になるのです。」仕える者になりなさい

17.  さて、エルサレムへ行く途中のことです。 イエスは十二人の弟子だけをわきへ呼び寄せ、 

18. やがて、自分がエルサレムでどんな目に会うかを、お話しになりました。 「わたしは、祭司長や他のユダヤ人の指導者たちに引き渡され、彼らから死刑を宣告されます。 

19. そしてローマの役人の手に渡され、あざけられ、十字架につけられます。 しかし、わたしは三日目に復活するのです。」

マタイによる福音書 20