マタイによる福音書 20:1-6 リビングバイブル (JLB)

1.  天国を、こんなふうにたとえることもできます。 農園の経営者が、果樹園で働く日雇労務者を雇おうと、朝早く出かけて行きました。 

2. そして、日当六千円の約束で、労務者たちを果樹園へ送り込みました。

3.  二、三時間後、また、職を求める人々の集まる場所へ行ってみると、仕事にあぶれた男たちがたむろしています。 

4. それで、その人たちも、夕方には適当な賃金を払うという約束で、果樹園へ行かせました。 

5. 昼ごろと、午後の三時ごろにも、同じようにしました。

6.  夕方も五時近くに、もう一度出かけてみると、まだぶらぶらしている者たちがいます。 『どうして一日中遊んでいるのかね』と尋ねると、 

11-12. 当てがはずれた者たちはみな、農園主に文句を言いました。 『あいつらは、たった一時間働いただけなんですぜ。 なのに、この炎天下、一日中働いたおれたちと同じに払ってやるんですかい。』

32-33. ところが、イエスは二人の前でぴたりと足を止め、「どうしてほしいのですか」とお尋ねになりました。 「先生。 見えるようになりたいんです。」彼らは答えました。

マタイによる福音書 20