17. 「良いことについて、なぜわたしに尋ねるのですか。 ほんとうに良い方は、ただ神お一人なのです。 しかし、質問に答えてあげましょう。 天国に入るには、神のおきてを守ればいいのです。」
18. 「どのおきてでしょうか。」「殺してはならない、姦淫してはならない、盗んではならない、うそをついてはならない、
19. あなたの父や母を敬いなさい、隣人を自分と同じように愛しなさい、というおきてです。」
20. 「それなら、全部守っています。 ほかには?」
21. 「完全な者になりたければ、家に帰って、財産を全部売り払い、そのお金を貧しい人たちに分けてあげなさい。 天に宝をたくわえるのです。 それから、わたしについて来なさい。」
22. 青年はこれを聞くと、悲しそうに帰って行きました。 たいへんな金持ちだったからです。