マタイによる福音書 13:13-20 リビングバイブル (JLB)

2-3. ところがそこも、またたく間に群衆でいっぱいになったので、小舟に乗り込み、舟の上から、岸辺に座っている群衆に、多くのたとえを使って教えを語られました。「農夫が畑で種まきをしていました。 

13. だから、たとえを使って話すのです。 彼らは、いくら見ても聞いても、少しも理解しようとしません。

14.  こうして、イザヤの預言のとおりになりました。『彼らは、聞くには聞くが理解しない。見るには見るが認めない。

15.  その心は肥えて鈍くなり、その耳は遠く、その目は閉じられている。彼らは見もせず、聞きもせず、理解もせず、神に立ち返って、わたしにいやされることがない。』

16. しかし、あなたがたの目は見ているから幸いです。 また、あなたがたの耳は聞いているから幸いです。 

17. よく言っておきますが、多くの預言者や神を敬う人たちが、今あなたがたの見聞きしていることを、見たい、聞きたいと、どんなに願ったことでしょう。 しかし、残念ながらできなかったのです。

18.  さて、さっきの種まきのたとえ話を説明しましょう。 

19. 最初の道ばたというのは、踏み固められた堅い土のことで、御国についてのすばらしい知らせを耳にしながら、それを理解しようとしない人の心を表わしています。 こういう人だと、悪魔がさっそくやって来て、その心から、まかれた種を奪い取っていくのです。 

20. 次に、土が浅く、石ころの多い地というのは、教えを聞いた当座は大喜びで受け入れる人の心を表わしています。 

マタイによる福音書 13